国内の治療では外用薬のミノキシジル(塗りミノキなんて呼ばれてます)を用いるクリニックが多いようですし、市販のミノキシジルを配合しているリアップやスカルプDなんかも塗るタイプですね。
飲むタイプの、タブレットのミノキシジルと比べて効果は劣るものの副作用が比較的軽度なことから外用薬のミノキシジルを選ぶ方やクリニックは多いようです。
ボクも何の気なしに治療を初めて塗るタイプのミノキシジルを使用していますが、ある日ふとこんなことが気になりました。
このミノキシジル、風呂上がりに使うときはドライヤの前後どちらが効果的なんだ?
実際にAGAの治療を行っているクリニックに確認をとり、まとめました。
AGA治療7ヶ月で初めて気になる
ボクは2019年4月から治療を開始しています。えぐれるようにハゲ上がっていたオデコ部分が徐々に改善されて来ています。
少しずつではありますが、徐々に治療の成果が見えている頭の状態を喜んでいましたが、ある日ふと気になりました。
ミノキシジルはドライヤーの前後どちらが効果的なんだ?と。
治療を始めてから7ヶ月が経過するまで、毎日朝晩の2回塗布していました。
朝は出勤前の身支度の際に、夜はお風呂上がりのドライヤー後に。
治療を始める前にはクリニックから渡された薬剤情報提供書をよく確認して薬剤の使用を始めたつもりだったのですが・・・。
薬剤情報提供書の用法・用量の箇所にはこんな風に書かれています。
1日2回、1回につき5プッシュの容量(約1ml)を使用し、特に抜け毛や薄毛の気になる部分である頭皮の毛穴に浸透するようにまんべんなくマッサージしてください。
塗布後4時間以上放置して下さい。
塗布後4時間以上放置して下さい。
塗布後4時間以上放置して下さいと書いてあるものの、ドライヤーの前後どちらが良いとは明記されていなかったので7ヶ月間ずっとドライヤー前にミノキシジルを塗っていました!
おっちょこちょいですね〜。
Gグリーンクリニックに確認してみる
用法用量には4時間以上放置とは書いてあるものの、ボクは今までドライヤー前にミノキシジルを塗って、その後にドライヤーをして少しずつ生えてきています。ドライヤーの前後で効果に差が出るのかはわからなかったので、ボクが治療をしているGグリーンクリニックに直接確認をしてみました。
Q. ミノキシジルの使用はドライヤーの前にしたほうがいいのか。もしくはドライヤー後に塗布したほうがいいのか。
ミノキシジル外用薬は、可能な限り洗髪後に髪の毛と頭皮を乾燥させてからお使いください。
塗布後はこちらも可能な限り自然乾燥を推奨しますが、朝など困難な場合はドライヤーの送風(冷たい風)で乾燥させてください。
塗布後はこちらも可能な限り自然乾燥を推奨しますが、朝など困難な場合はドライヤーの送風(冷たい風)で乾燥させてください。
やはりしっかり乾かしてから使用するというのが前提のようですね。
前提はわかりましたが、ドライヤー前後の使用でどの程度の差がでるのか気になったので、もう一度質問をしてみました。
Q. タオルドライ後での外用薬使用と、ちゃんとドライヤーで乾かしてからの外用薬の使用では効果の差は出るか
2種類の乾燥の方法についてはさほど違いは無いように思います。
その季節や気温等で触感が変わりますし。
え?タオルドライとドライヤーでの乾燥に差がないの?その季節や気温等で触感が変わりますし。
いやいや、そんなわけないでしょ。
なんだかはっきりしない返答だな〜と思いつつも、もう少しわかりやすい質問をしてみました。
Q. タオルドライ後にミノキシジルの外用液を使用してからのドライヤーでの乾燥と、髪をドライヤーでの乾燥後ミノキシジルの外用液を使用で効果に差が出るか
2種の方法でいずれも同じように乾いたのであれば、差はないと思っていただいて結構です。ただし、お伝えしたように前者のドライヤーで乾燥する際は送風にしてください。
ようするにタオルドライであろうとドライヤーの使用であろうと、同じように乾けば差はないよといいたいらしいです。このメールを見たときに『同じように乾くわけないだろ!』なんて思いつつも、ようやく答えにたどり着けました。
まぁドライヤーでちゃんと乾かして、それからミノキシジルを塗るってのがベストなようです。
さてさて、先の回答にはこんな文言も添えられていました。
現在お出ししているお薬は、その成分を皮膚の下層へ届きやすいしくみを使っています。
製薬会社が想定する皮膚が保持する水分であることで、想定する効果が得られます。いわゆる通常の肌です。
その水分は多すぎても少なすぎても想定する効果が得られないと考えてください。
回答は以上となります。ご参考になさってください。
はじめからここまで答えてくれればよかったのに〜なんてやきもきしましたが、これがクリニックから得られた答えです。製薬会社が想定する皮膚が保持する水分であることで、想定する効果が得られます。いわゆる通常の肌です。
その水分は多すぎても少なすぎても想定する効果が得られないと考えてください。
回答は以上となります。ご参考になさってください。
外用薬のミノキシジルの使用についてまとめると以下のとおりです。
- 1日2回の使用(使用後4時間以上放置)
- 朝のミノキ使用後に放置できない場合はドライヤーの送風で乾かす
- 夜お風呂後にはドライヤーで髪と頭皮を乾かしてから使用
- 通常の肌の水分量以上でも以下でも想定する効果が得られない
今までボクはミノキシジルを使った後、ガンガンドライヤーで乾かしていたので、7ヶ月もの間、間違った使い方をしていたんですね〜。
治療を初めて7ヶ月、本当に今更ながらミノキシジルの塗り薬はドライヤー前後どちらがいいのか気になってクリニックに質問。
— ただのハゲ (@mr_bald_fat) November 27, 2019
答えは・・・ドライヤー後。
ボク今までドライヤー前に塗ってました〜w#AGA #ハゲ #AGA治療 #アントキノミノキ pic.twitter.com/PhnLhNraFq
しっかりと乾かしてからミノキシジルを使用しましょう。
髪は生えてこなかったのか?
7ヶ月もの間ミノキシジルの後にドライヤーをしていたので、もしかしたら製薬会社の想定した効果が得られていなかったのかもしれませんが、全く生えてこなかったということはないです。こんな感じで少しずつ生えてきています。
ただ、もしかしたら7ヶ月間正しい使い方をしていたらもっとフサフサだったかもしれないですね〜・・・。
皆さんはボクのようなお間抜けをしないよう、お気をつけくださいませ。